

5月7日(月)~11日(金)の5日間、アメリカ・インディアナ州、パデュー大学カリュメット校内にあるナポレオン・ヒル財団の専門教育機関である「ナポレオン・ヒル・ワールド・ラーニング・センター」にて、今年5回
目となる「ナポレオン・ヒル・ウィーク」が開催されました。
これは、同大学のオープンカレッジとして、地元の住民はもとより、広く世界から、ナポレオン・ヒル博士にゆかりのある人たちが一同に会し、交流を深め、現代にあってより輝きを増すヒル博士の成功哲学を、「世界をより住みやすい場所にする」という使命のもと普及をしていこうというものです。この期間中、世界で活躍している米国認定インストラクターたちが、ヒル博士の哲学をベースにそれぞれのテーマでプレゼンテーションを行っていきます。

初日にあたる7日は、2007年3月に11日間にも及ぶ、「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション」を大成功に導いた、ナポレオン・ヒル・ワールド・ラーニング・センターの事務局長ジュディーさん(写真右)、そしてマレーシアの米国認定インストラクター、クリスティーナ・チアさんによる、マレーシアでの報告から始まりました。

クリスティーナさん(写真右)は、マレーシアで弁護士をする傍らで、「ナポレオン・ヒル・アソシエイツ」の代表として長年にわたって積極的にマレーシアの政財界・教育界にヒルの哲学の普及に従事してきました。首相、財務大臣、観光大臣を招いての今回の国際的コンベンションの成功はナポレオン・ヒル財団にとっても、新たな歴史の一ページとして語り継がれることでしょう。
そして、そのマレーシアでも一際大きな話題を振りまいたのが、ドキュメタリー映画「ミリオネアー・アウェイクン・シークレット」を制作した、イギリスの元BBCプロデュサー、マーティン・デュッケルトンさんです。自身の体験談に続きその映画が上映され、心から感動した観衆からは、惜しみのない拍手が鳴り止みませんでした。この映画は多くの人たちを勇気付けることのできる映画です。日本でも是非上映していきたいと思いますので、皆さんご期待ください。
さて、2日目の8日は、最近「シークレット」と題した、全米ベストセラーの本・DVDにおいてもその冒頭を飾っている、ボブ・プロクター氏による講演会です。地元はもとより、全米各地から150名を越える観衆が集い、今、大変旬なこの講演家の講義に、会場は熱気に包まれました。
(向って右写真)
ボブ氏が、ヒル博士の「Think and Grow Rich」に出会ったのは26歳の時。以来ビジネスの世界に応用し、大成功を収めると共に講演家としても42年間に渡り活躍をしてきた大ベテランです。
そのボブ氏が、今の自分が存在するのは、ヒル博士のおかげだと毎回声を大にして、その本を読むよう繰り返し訴えています。何度も読み返した自らの本は、もうボロボロになっていました。
その後、いよいよ日本から訪れた鈴木彩水講師が、昨年の網中、足達両名に続いて米国認定のためのプレゼンテーションを行いました。「マスターマインド」をテーマとし、自らの体験をもとにしながら英語でのプレゼンテーションを行い、見事合格の認定証を手にすることができました。(写真左は米国財団専務理事ドン・グリーン氏、米国ワールド ラーニングセンターの事務局長のジュディー女史と共に。写真右は世界で活躍している米国財団本部認定トレーナーの方々と共に)
鈴木講師が「Think and Grow Rich」に出会ったのはアメリカに在住していた、かれこれ15年以上前のことだそうです。尊敬しているビジネスマンの友人の勧めでその存在を知り、それがきっかけとなってそのノウハウを取り扱っている日本のSSIに入社したのです。鈴木講師にとっても今回の認定は、自らの思考を現実化することのできた、人生で素晴らしい経験になったことでしょう。改めておめでとうございます!
その後の夜には、各インストラクターが分科会を行い、「アファーメーション」「メディテーション」「クリエイティヴ・ヴィジョニング」などのテーマでそれぞれのプレゼンテーションを行いました。
3日目は、「マスターマインド・ワークショップ」と題し、認定インストラクターのレイキャンベル氏(写真右)、カリフォルニアでコーチをしているロビンさんとデンバーでコーチをしているリチャードさん(写真左)の3名が、ファシリテーションを行いそれぞれ5人組になって2時間に渡って、各人が持つ課題や問題についてシェアをし、それをみんなで解決の方向へ導いていくというワークショップを開催しました。参加型のスタイルで、参加者各々が答えをみつけ、すっきりとした表情となり、終わる頃には会場はすっかり盛り上っていました。
夜からは、ジョー・ダドレー氏を招いて、Q&Aコーナーを設けての相互交流を図りました。それぞれが持つ疑問を、ダドレー氏をはじめ、様々なバックグランドと経験を持つ人たちが質問に答えていくというインタラクティヴなものでした。具体的で実践的な回答を得ることのできた参加者はとても満足げでした。
4日目の朝は、地元でアイ・ケア・クリニックを開設している、財団認定インストラクターのロレータ・レビンさんによる「習慣形成力の活用」のプレゼンテーションからスタートしました。主にその解釈が難しい、「無限の叡智」と「神」について触れながら、きれいな映像とともに神秘的なレクチャーに、敬謙な気持ちとなりました。
以後、インドのパルコンガー博士による5000年の歴史を持つというアーユールベーダによる健康管理についての講義、パッチー・ゲートリーさんによるタッチヒーリングについての講義へとその神秘は続きました。
そして、お昼にはバーバラ・へニングさんが、昨年同様、食からPMAということでヘルス・マネジメントを実際に料理をしながら、表現してくれました。さながら日本の精進料理といったものでしょうか?
4日目の夜は、地元にある教会にて、各インストラクターが講義するという、ここアメリカらしい演出でした。地域の住民の方々も気楽に足を運べるようにとセッティングされたもので、家族づれでの参加者も数多く見受けられました。
いよいよ最終日の5日目、私たちは一足先に日本に帰国をしましたので、現地から届いた様子をレポートいたします。この日は、昨年同様スチューデントの日となりました。地元の中学生、高校生を集めて、ヒルの講義をするという素晴らしい機会となりました。
若い世代の人たちに生涯の目標を設定させ、それを支援するというのも財団の活動目的の一つです。特にここでは、ラーニングセンターの事務局長のジュディーさんにとっては長年地元のハイスクールの校長先生としてヒルの哲学を学校教育に活かしてきた方だけに、思い入れが深いようでした。
若いうちから、ヒル博士の哲学に触れていくことは、例え今わからなかったとしても、きっとこれからの人生に役に立つときが来るに違いありません。
私たちも現在、「夢をかなえる生徒手帳」という書籍をもとに、各高校を回りだしました。これも本家財団の活動に足並みを合わせていくものです。
「夢は叶う。思いは実現する」。そうしたことを信じることのできる、前向きで明るい世界が、ヒル博士のメッセージを通して、伝わっていくことを願って止みません。
この日本でも、これから多くの優秀なインストラクターの輩出を通し、よりたくさんの人たちに、ヒル博士の哲学を広げていくのが私たちのミッションです。
これから皆さんも是非後に続いていただき、まずはアジア/太平洋本部での認定、その後米国認定インストラクターを目指し、私たちのマスターマインドとしてPMAをアジア/太平洋地域に広く普及していくお手伝いをしていただければと思います。
熱意を込めて 網中 達也
この度、3月4日(月)~14日(水) の11日間をかけて国際的大イベント「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・ツアー&コンベンション2007」が開催されました。ごく一部ですが、ここにご紹介します。
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「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・ツアー&コンベンション2007」と題するこのイベントは、ナポレオン・ヒル財団の“Making the world a better place in which to live”「世界をより住みやすい場所にする」というミッションのもと、独立50周年のマレーシアで開催されました。
●イベント内容
内容はレクチャーを目的としたツアーと2日間は各プレゼンターからのスピーチのインターナショナル・コンベンションの2部構成。初日から開始されるツアーは世界から集った参加者を伴いながら、 ペナン島に始まり、キャンメロンハイランド、東のビーチリゾート-クラブメッド・チェラティン、新行政区プトラジャヤまでの行程。世界の財団公認インストラクターが、ヒル博士の17の成功哲学をこの各地でレクチャーして回ります。
また、3月12日(月)、13日(火)の両日を通しては、プトラジャヤにある巨大なコンベンションセンターPICCにて、ゲストスピーカーたちが、ヒル博士の哲学をいかにして自分の人生に活かし、成功したのかをスピーチする、インターナショナル・コンベンションです。
開催期間を通し、マレーシアの豊かな自然を体感しながら、「世界をより住みやすい場所にする」ために、それぞれが善く生きるということを、ヒル博士の哲学を通して互いに深めあう、素晴らしいイベントとなりました。
●マレーシアについて
イギリスからの独立50周年を迎えるマレーシア。近年の目覚しい経済発展を牽引してきたのが、第四代首相のマハティール・ビン・モハマド氏でした。彼は22年もの長きにわたる政権を通し、欧米からではなく日本や韓国などのアジアから国づくりを学ぼうという「ルックイースト政策」や、2020年までに先進国入りを果たそうという30年間ヴィジョン「ヴィジョン2020」を打ち出してきました。氏のヴィジョンは見事に結実し、新空港を始め鉄道などのインフラは整い、行政都市「プトラジャヤ」がその基幹を動かし、世界的コンベンションセンターKICC、PICCが用意され、豊富な観光資源を活かした大型リゾート施設が数多く開発されました。
と同時に“人”づくりも積極的に着手。英語はもとより、主張ができる力、おもてなしの心、多様性を受け入れる柔軟な発想、優れた先端の教育ノウハウを取り入れていったのでした。
一通りの成果を得た2003年には、副首相であったアブドラ・バタウィ氏にその座を譲り渡しました。第五代首相となったアブドラ・バタウィ氏は、前首相がバランスを取り得なかった、マレー系、中国系、インド系という異なる3種の多様性(ダイバーシティー)を受け入れました。
●クリスティーナ・チア女史についてこのマレーシアにあって、ナポレオン・ヒル博士の哲学を20年にもわたり普及し続けてきた人が、マレーシア側の主催者であるクリスティーナ・チア女史です。米国公認インストラクターでもある女史は「ナポレオン・ヒル・アソシエイツ」の代表として活躍。アジア内外へもその活動を広げ、書籍、セミナーなどの多くのコンテンツを通してヒル博士の哲学を伝道してきました。
●Ⅰ部 ツアー&プレゼンテーション
今回のツアーでは日本からは、昨年日本人として初の米国財団公認の栄をいただくことができました私と、アジア/太平洋本部のインストラクターである鈴木彩水女史による、「チームワーク」のレクチャーが、東のビーチリゾート、クラブメッド・チャラティンで行われました。
米国財団本部にて現在開講されている、インターネットを通した「ディスタンスラーニング」コースのインストラクターであり、米国パデュー大学にて、初めて開催された「PMAコース」のインストラクターとしても活躍されてきたライト教授の「資金と時間の活用」のレクチャーは、さすがのいぶし銀で、参加者からの敬愛を受けていました(写真右奥)。

また「クリエイティヴ・ヴィジョン」のセッションでは、自然から感じるワークが展開。
米国パデュー大学構内にある「ナポレオン・ヒル・ワールド・ラーニング・センター」にてジュディー・ウィリアムソン女史(写真右)のサポートを担当する公認インストラクタ-、ユリエル・チノ・マルティネス氏によるラビリンス(迷宮)を歩く実習、ナポレオン・ヒル財団副理事長で弁護士のマイク・バトル氏による「タイチ」(太極拳)の講習へ。こうして11日にプトラジャヤへ到着しました。
●Ⅱ部 コンベション初日
翌日12日(月)の「インターナショナル・コンベンション」開催のオープニングには、マレーシア第五代首相のアブドラ・バタウィ氏が来場。20分もの熱いスピーチをいただきました。

マレーシア発展に貢献してきたバタウィ氏の、グローバルな視点でアジアをリードする姿勢と、その業績に対して、この度ナポレオン・ヒル財団より「グローバル・リーダーシップ」のアワードが授与されました。その後も、財務大臣であるイェン・イェン女史、観光大臣のテングク・マンソール氏等、マレーシアを支える要人たちが続々と会場へ駆けつけました。
さらに、この日の夜に催されたパーティーではマレーシア国王が列席なさる予定でしたが、急遽体調の都合でキャンセルに。残念でしたが、とにかく素晴らしいコンベンションでした。
ヒル博士の哲学を教育に反映させることは、マレーシアのさらなる発展につながるとの見解をそれぞれの方が口にされ、まさに国策としてヒル哲学を国民に普及するかのごとく勢いを感じました。この模様は翌朝、地元有力紙「スター新聞」を通じてマレーシア全土へと報じられました。
最初のゲストスピーカーはアメリカを代表するトップモティベーターのボブ・プロクター氏です。白いスーツに身を包んだ洗練された振る舞いと身のこなし、プレゼンテーション力は、さすがは40年のキャリアで圧巻。ヒル博士のぼろぼろになった「Think&Grow Rich」を手にし、自分がいかにヒル哲学に影響を受けてきたのかを熱く語ってくださいました。




2番手は、ナイチンゲール・コナント社社長のビック・コナント氏。ツアー中、すべての人に気さくに気配りとやさしさを忘れないジェントルマン。3番手は、チャーリー・トリメンダス・ジョーンズ氏。自分のことをトリメンダス(ものすごい)と自称される面白い方です。芸暦は50年以上で会場を爆笑の渦に。昼食を挟み午後からは、各公認インストラクターたちが、3つのホールで分科会を実施。9名の講師によってさまざまなレクチャーが行われました。最後は、ポリオを患いながらも、乗馬やスキューバダイビング、飛行機も自ら操縦するヘンリー・ホールデン氏。彼の口癖は「オーバーカム=自分を越えること」。会場からヘンリーコールがわき起こりました。
初日の夜は王様を迎えるパーティーです。プトラジャヤの高級ホテル「マリオットホテル」で行われました。残念ながら王様は体調を崩され、パーティー出席はキャンセルとなりましたが、素晴らしいショーの数々で大盛況でした。
●Ⅱ部 コンベション2日目

2日目は、観光大臣テングク・マンソール氏をお招きしての開会。観光資源の豊富なマレーシアを内外にアピールするのがお仕事だけあって、堂々落ち着いた貫禄はさすがです。観光大臣からは、財団役員、関係者に対して、感謝の盾が一人ひとりに手渡されました。
そして昨日と同様、ボブ・プロクター氏、チャーリー・ジョーンズ氏のスピーチを終えると、ジョー・ルイス・ダドリー氏の登場です。
ジョー氏は極貧の黒人家庭に育ちました。貧困から抜け出すために人生をもがきますが、うまくいきませんでした。いよいよ所持金が10ドルとなってしまった時、手にしたのがナポレオン・ヒル著の『Think&Grow Rich』でした。 読後、彼の中にはあるアイディアがひらめき、台所で黒人向けのヘアケア商品を作り始めたのです。当時は黒人の固い髪質に合うシャンプーがありませんでした。それが口づてに広がり、やがてダドリー社はヘルスケア商品全般を扱う巨大会社へと発展し、成功を収めたのです。
黒人差別の中、決して諦めなかったジョー氏の魂からの言葉が聴衆の胸を打ちました。
「ネバー ネバー ネバー ネバー ネバー ネバー クイット!」
普段は物静かなダドリー氏でしたが、一度その口を開くと魂は、そのスピリットは、熱いエンスージアズムとなって伝染しました。
午後からは、若きビリオネアー若手ブラット・マリン氏とテレル・サミュエル氏です。
彼らはビジネスパートナーとしてインターネットでゲーム、音楽、映画を配給するE3フレックス社を立ち上げました。彼らがこの度契約をした映画、「ミリオネアー・アウェイクン・シークレット」。これを作ったのが、元英国BBCのフリーディレクター、マーティン・デュッケルトン氏です。
インターナショナル・コンベンションのいよいよ最後のフィナーレを飾ったのは、その彼のドキュメンタリー映画でした。
BBCアワードを受けるほどの実力の持ち主。ハリウッドではジュリア・ロバーツなどの作品をディレクションしてきた実績を持つ彼ですが、現実は厳しく、破産同然となり故郷の英国に舞い戻ります。心配する両親や周囲よりも彼を大きく変えたのは友人がくれた一冊の本。それが『Think&Grow Rich』。砂漠に水が染み込むように、敗北感に打ちひしがれた彼の心に、PMAスピリットが吹き込まれたのです。ヒル博士の数々言葉に触れ、次第に活力を取り戻すと共に、あるクリエイティヴ・ヴィジョンに導かれました。「現代の成功者たちは何を考え、どのように成功したのか?」「現代の成功者もヒル博士の成功哲学に通じるのか?」それを確かめるべく、再び活動を始めました。思い浮かぶ成功者に片っ端から電話で面談のアタックをし、インタビューしていこうというものでした。それは、さながら21世紀のヒル博士のよう。
本当に感動の映画でした。そんなマーティン氏の活動を支えたのも、知り合った公認インストラクターのフレッド・ウィッケリング氏。このドキュメンタリー映画は、今後彼自身の人生と、ネットを通してそれを観ることになる、世界中の人の人生を変えるきっかけとなるに違いありません。